アリスインプロジェクトの舞台『真約・魔獣ドナー』が間もなく上演スタート!新キャラクターも登場し、ますます熱い舞台へ

8月7日(水)から、演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」の舞台『真約・魔銃ドナー』が上演される。この公演は、制服少女と吸血一族の壮絶な戦いを描き、ガン&ソードの迫力あるアクション、 制服×ゴシックの世界観などが話題を呼んだ 人気作『魔銃ドナー』が満を持して再登場。 大阪で上演された細川博司氏演出バージョンを 新たなエピソードも加えリブート上演する。

出演は御船彼岸子役にこれが初舞台初主演となる元東京Flavorの白石まゆみ、そして彼岸子と敵対し、ライバル関係となる浅倉神酒役には元Needsの里於奈という期待のフレッシュな美少女コンビをメインに、元SIRの神村風子、人気グラビアアイドルのこみつじょう、19万2千名以上のフォロワーを持つTik Tokerの羽柴なつみ、元HKT48の草場愛、変則出演として元Luce Twinkle Wink☆ 錦織めぐみなど個性的かつ多彩な女性キャストのみの総勢31名となっている。

7月28日、東京・池袋にて記者発表が開催され、キャストから作品の見どころや上演に向けての意気込みが語られた。

主演・御船彼岸子役の白石まゆみは、今回初舞台で初主演となる。「私は、今までの『魔獣ドナー』を観たことがなくて、今回、“師匠”(となるニュークス)が登場することについては、そういうものなんだなと。いつも師匠に助けられています。」と話していた。「演技に初挑戦するので演技も見てほしいんですけど、アクションも初めてなので。アクションについては、優し目に作って頂けると思っていたんですけど、ガチです。大変ですが安全に、でもリアルに見せられるよう頑張ります」と意気込みを語っていた。座組については、「すごく温かい環境を作って頂いていて、ずっと女優としてやっている方たちが優しく教えてくださって、(座長である自分が)支えられています。」と雰囲気の良さを感じさせた。これに対してミュート役の夢月は「座長が引っ張っていという感じではなく、“一緒に行こう!”という新しい感じの座長です。SNSでもみんなにマメにリプライを送ったり、真ドナー好きってことが伝わって来て、センスもあるし、努力もする、めちゃくちゃ素敵な座長です」とべた褒め。これには、照れまくりの座長だった。

朝倉神酒役の里於奈は、「久しぶりの舞台なのでがんばります!」と応えつつ、「現在悩んでいる」とのこと。「もっともっと詰めないといけないし、お客さんに魅せることについて自分で葛藤しています。妹の朝倉玉串との関係や御船彼岸子との掛け合が見どころかなと思っています。いつもおちゃらけている感じなんですけど、たまに見せる真剣な神酒の本音とのギャップを上手く表現出来たらいいなと思っています」と役作り、演技への真剣さを見せていた。

変則出演となる吾妻レイカ役の錦織めぐみは、「1年前も吾妻レイカ役を演じさせていただきました。過去の吾妻を演じるにあたって、また生意気にツンデレで行きたいと思います」と話していた。前作『続・魔銃ドナー』では登場しなかった役とも会えたことにも嬉しいと語っていた。もう一人の吾妻レイカを演じる結城美優の稽古を「引っ張られないように敢えて見ないようにしている」と、錦織版の吾妻レイカを自分自身の中で突き詰めていることを感じさせた。「1年前の吾妻を、ちょっといたずらっぽくしたというか生意気にした感じ」と前作との違いにも含みを持たせていた。

同じく、吾妻レイカ役の結城美優は、「今回、変則キャストということで、初日から6日間ぐらい空いてしまうので、その間にどう吾妻をつめていけるかが勝負かなと思っています。めめたん(錦織めぐみ)の吾妻レイカと私の吾妻レイカで、どっちも楽しめると思うので、是非観に来てください」と話していた。「声も容姿も、めめたんの方が可愛くて、どうしようかと思って悩んだんです(笑)。でも同じ役を違う子が演じるメリットというものもあって、それによって作品の見え方も変わると思います。私は、めめたんの演技を見るんですけど、私は私の吾妻で行こうと思っています。吾妻は隊長として、上に立つものの覚悟を見せられたらいいなと思っています。」と語っていた。

シスター・ベルデナッド役の羽柴なつみは、ハイテンションでニコニコしながらの登場。「初めての舞台です。がんばります!」と役柄とはちょっとイメージの違う元気に答えていた。「キャスト全員でTik Tokをやったら?」という記者の問いかけにも前向きで、プロデューサーも「羽柴さんがTik Tokで広めてくれたら19万人のフォロワーさんが見てくれる」と期待していた。自身の役については、素の自分とシスターのイメージとのギャップが見どころと話していた。演出の細川氏は冗談めいた口調で「顔で選びました」と笑っていたが、記者からも「綺麗ですよね」との声が上がると「よく言われます」と笑顔で答えていた。

脚本・演出の細川博司氏は、これまで上演された『魔銃ドナー』との違いについて「再演する度に脚本は書き換えていたんですけど、初演から5年くらい経って見直したところ、もうちょっと細かいところの整合性とか、キャラクターを変えました。今までの公演が、“テレビ版”だとすれば、今回は“劇場版”といった感じで、細部の描写にこだわってます。」と話していた。

新しいキャラクターの登場について「今までバイオリンを弾くバイツ(吸血鬼)がいたんですが、今回は代わりにニュークスという役が登場します。この役は、御船彼岸子のしもべでもあって、師匠でもあります。御船のバイツとしての能力を指導していく、そんな変わった立ち位置のキャラクターです。」

今回の座組を一言でいうと「”助け合い”という感じです。僕のいないところで、ちゃんと自分たちで稽古をするというような雰囲気があります。すごく自主的で、しっかりしてるなと感じさせる座組です。」と話していた。

ニュークス役の草場愛は、記者からも「現場を締めている」など怖いイメージを持たれたことに少し涙目になりながらも「アリスインプロジェクトさんの舞台は今回3度目で、前回の『ドナー・イレブン』を経験して、個人的にも思い入れがあります。でも『魔銃ドナー』自体は観たことがなく、また新しいニュークスという役。私より演技の上手な子がたくさんいる中で、どう演じていくかを自分の中で悩んでいるんですが、細川さんからは、初めての稽古の時に、ニュークスはそれでいいと言って頂いたんですが、まだまだ出来ることはあるなと思います。初舞台の子たちが、周りの上手い子たちに引っ張られて、それに私も引っ張られている感じです。ニュークスはちょっと孤独な感じで、私自身人見知りということもあって、稽古場では一人隅っこにいます」と話すとキャスト全員から、すぐさま否定され、細川氏からも「それはウソ!」とツッコミを入れられていた。

今回の公演は、8月7日(水)~ 8月18日(日)までの全16公演となっている。また、新キャラクターの登場、変則出演なども含めて、何度でも楽しめる公演となるのではなかろうか。気温にも負けないほどの熱い演技を観に劇場に足を運んでみてほしい。

(取材・文: 矢口 明)

■キャスト

【シングルキャスト】
白石まゆみ/里於奈/神村風子/こみつじょう/羽柴なつみ/草場愛/河地柚奈/國井紫苑/
鈴木千菜実/沖田桃果/天音/長谷川麻由/夢月/梅原サエリ/着崎花梨/東城希明/泉谷裕美

【変則出演】
錦織めぐみ
07日・水=19:00(月)/09日・金=18:00(月) /
10日・土=13:00(星)・18:00(月)/11日・日=13:00(月)・18:00(星)/
12日・月=13:00(星)・18:00(月)/14日・水=18:00(星)/15日・木=12:30(月)/16日・金=18:00(星)

結城美優
08日・木=19:00(星)/14日・水=12:30(星)/15日・木=18:00(月)/17日・土=13:00(星・18:00(月)/
18日・日=12:00(月)・17:00(星)

【ダブル】
月組:水湊あおひ/佐々木円/増田南美/菜花まりあ/森本ゆき/佐藤真代
星組:朝倉奈珠希/須田理夏子/古川杏/琉河天/末棟友里奈/戸村美優

■ものがたり

千年王国を夢見て、優秀な人間を仲間にする旅を続けるバイツ(吸血鬼)・彼岸子は、映画で見た女優、桜子を気に入り、日本にやってくる。
厚生省異端審問課はバチカンから情報を受け取り、桜子の元にドナー・神酒を差し向ける。
桜子を探し出し、千年王国の夢を説く彼岸子。桜子を保護し、彼岸子たちを狩る神酒。
彼岸子の理想を許さないバイツの貴族種、ハイネ。
さらに、バイツを根絶やしにするためなら人間すら犠牲にする、バチカンから派遣された戦士コートニー。桜子を巡る戦いは混戦の様相を呈する。
それぞれの思いをかけて戦う少女たちの運命を巡る物語。

■日程:

2019年8月7日(水)~ 8月18日(日)※全16公演
8月
07日・水=19:00(月)
08日・木=19:00(星)
09日・金=18:00(月)
10日・土=13:00(星)・18:00(月)
11日・日=13:00(月)・18:00(星)
12日・月=13:00(星)・18:00(月)
13日・火=休演日
14日・水=12:30(星)・18:00(星)
15日・木=12:30(月)・18:00(月)
16日・金=18:00(星)
17日・土=13:00(星)・18:00(月)
18日・日=12:00(月)・17:00(星)

※ロビー開場・物販開始は60分前。客席開場は30分前

■劇場:
池袋:シアターKASSAI(110席)
東京都豊島区東池袋1丁目45−2 1F

■TICKET:
S席(指定)6000円(最前1列、ひな段1列目)
A席(自由)5000円(S席以外)
カンフェティにて6月12日(水)正午よりチケット発売中!

14日 12:30 星組(変則出演: 結城美優)
15日 12:30 月組(変則出演: 錦織めぐみ)
チケットは7月10日(水)正午よりカンフェティにて発売開始!

A席のご入場はチケットに印字されている整理番号順でのご入場となります。

【プレイガイド:Confetti(カンフェティ)】
■PCサイト予約■ ※PC、スマートフォン、携帯対応
※カンフェティでチケットをお求めの場合事前に会員登録が必要となります。
発売当日は混雑が予想される為、事前登録をお勧めします。

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②セブン-イレブンのレジで支払って、その場でチケットを受け取る
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Confetti[カンフェティ]
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・お電話でのご予約の場合、会員登録は不要です。
※カンフェティポイントは付きません。
・予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブン-イレブンのレジまでお持ち下さい。

その他
・他公演のチケット購入にも使える、共通ポイントがたまります。
・購入でもらえるカンフェティポイントは、次回公演や他公演でご利用頂けます。
・チケットを購入しますと、1枚毎に、途上国の子供達に「BCGワクチン1人分」が寄付されます 。

■スタッフ

脚本・演出:細川博司(バンタムクラスステージ)
音楽:松ケ下宏之 舞台監督:川畑信介/上田美菜 演出助手:雪原千歳
美術:椎橋蘭奈 音響:牛若実(UC-WORKER) 照明:榊原大輔
衣装:小武家香織(劇団M.M.C) ヘアメイク:青山亜耶 振付:新木美優
殺陣指導:押田美和(TeamAZURA)
票券:島崎翼 デザイン : 二郎松田 スチール:かしわだにたかし HP:小和田明
制作協力:アンデム/藤岡真由美/宇佐美かみん/オフィスAdaD/MAGMA/STUDIO K’z
企画:鈴木正博 プロデューサー:美濃部慶/西初恵 制作統括:青柳一夫(MAGMA)
制作:アリスインプロジェクト 製作:アリスイン株式会社
協力(50音順):
アクアルナ・エンターテイメント/アル・シェア/エーライツ/エッグスター/S&S Entertainment Studio/SBP/オスカープロモーション/オフィスサカイ/ obbligato LLC/KIE/ケー・エム貿易/ケンサンエンタテインメント/ジェイズプロデュース/ZETT/タイムリーオフィス/.yell plus/トミーズアーティストカンパニー/PARASOL/ピーキューブガレージ/フォースマイル/ブライトイデア/ブルーローズ/ブロッサムエンターテイメント/ベリーベリープロダクション/ミレニアムプロ/ライジングプロダクション

■『真約・魔銃ドナー』公式サイト

http://aliceinproject.com/