横浜本牧で結成され、2020年でデビュー23年目を迎えるクレイジーケンバンド。2019年夏、“港街”をテーマにした19枚目のオリジナルアルバム『PACIFIC』をリリースし、8月24日に全国ツアー「CRAZY
KEN BAND TOUR PACIFIC
2019」を東京・福生市民会館からスタートさせた。11月16日・17日の2日間、地元である横浜の神奈川県民ホールに彼らが帰ってきた。
オープニングSEが流れ、ステージの幕が上がると大きな拍手と歓声が会場に響いた。早速ニューアルバムに収録されている軽快なナンバー「車と女」でCKBの世界に観客を引き込んでいく。続いて、映画「影に抱かれて眠れ」の主題歌「場末の天使」を艶っぽく歌唱。さらに香港の情勢を心配しながら「香港的士」「Hong
Kong Typhoon」を聴かせるなど、序盤から見どころ満載。
MCをはさんだ後、ベースでバイクのエンジン音を表現する「風洞実験」、メロウな「何もいらない」、ファンキーなリズムの「GET」、港街のスナックが舞台となっている「KARAOKE International」と、最新アルバムの個性的な楽曲で畳みかける。
前半から新しい曲を中心にセットリストが組まれているが、MCで横山剣が『PACIFIC』の曲は目新しさや新機軸を打ち出したというよりは“即戦力”になるものが多いと言っていた通り、既にライブの定番曲になっているかのような感じで馴染んでいる。
幼少期の地元での思い出エピソードを披露した後は「本牧ビーチ・フィールド」「本牧仕様のサーファーガール」といったCKBにとってのご当地ソングで横浜の魅力を伝えた。
横山自らのリクエストでマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエット曲「Ain’t No Mountain High
Enough」と「金龍酒家」を披露した後、「Let’s Go
CKB→タイガー&ドラゴン」で終盤に突入。ある夫婦の離婚伝説を描いた「ある晴れた悲しい朝」、平成元年に飛行機の中で書いた「スージー・ウォンの世界」、そして代表曲でありライブでの定番曲でもある「GT」で盛り上がりも最高潮に達し、「流星ドライヴ」で本編を締めくくった。
アンコールでは、最新シングル「夢が夢じゃなくなる日まで」を披露。熱いパフォーマンスに会場が一丸となって拳を突き上げ、この日一番の盛り上がりを見せた。年明けにはRe:Complexによる2MAN LIVE企画「Game of Re:Complex」への出演が決まっており、進化した彼女たちの姿を来年も見逃せない。
<CD収録曲(共通)>
M1:夢が夢じゃなくなる日まで
M2:I’m with You
M3:明日への手紙(カバー)
M4:前へ -Live at Voice JAM vol.2-
※M1:バスケットボール女子日本リーグ“Wリーグ”公式応援ソング第三弾
<DVD収録内容(初回生産限定盤のみ)>
「10th Anniversary Party!!!」2019.06.13@渋谷duo MUSIC EXCHANGE
M1. OPENING
M2. Let the music flow
M3. 君にStrike
M4.あと一歩
M5.Jewel-next story-
M6.前へ
年1回主催する大型音楽フェス「天体の音楽会Vol.3」が、来年2月8日(土)に渋谷・TSUTAYA O-EAST、TSUTAYA O-WEST、duo MUSIC EXCHANGEの3会場にて開催されることがすでに発表されているが、7日都内にて行われたsora sob sakana主催のツーマンライブイベント中に、気になる第1弾出演アーティストが解禁された。
鈴木雅之とは、野宮のソロアルバム『男と女〜野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』(2016年リリース)で鈴木のヒットソング「渋谷で5時」をデュエットカバーして話題となった。以来、彼のアルバムで「ラブリー」(オリジナル:小沢健二)のカバーや「Sugar Pie Honey Bunch Marching Band」(作詞/作曲/プロデュース:小西康陽)のコーラスにも参加し、ライブ「Soul Power Summit」等で共演している。2020年にデビュー40周年を迎える鈴木雅之は、年齢もデビューも野宮の2年先輩。人生の先輩として慕い、音楽や仕事のアドバイスを受けるなど親交が深い。
横山剣とは、2000年のピチカート・ファイヴ時代に「地球を七回半回れ」で初共演。野宮がソロになってからもm-floとのコラボレーションで話題となったヒット曲「Cosmic Night Run」や、ドラマ『続・最後から二番目の恋』劇中歌で小泉今日子と中井貴一が歌った「T字路」をクレイジーケンバンドによるセルフカバーでデュエット。野宮のソロアルバムでも「男と女」(作曲:フランシス・レイ/日本語詞:小西康陽)やスタンダードナンバー「おもて寒いよね」をデュエットしたり、それぞれのライブにゲスト出演したりするなど、20年来の付き合いがある。実はふたりは同じ歳で、今回は2020年7月に還暦を迎える横山剣と3月12日に誕生日を迎える野宮真貴との“ダブル還暦ライブ“が観られることとなる。
THE BAND OF 20TH CENTURY:Nippon Columbia Years 1991-2001」 7inch BOX:COKA-70~85/16枚組/ ¥25,000+tax(数量限定メンバー直筆サイン入り生写真封入) CD: COCP-40957~8/2枚組 /¥3,200+tax
9人体制のパフォーマンスを初披露し、大盛況で幕を下ろした。2019 年6月から新横浜 NEW SIDE BEACH 公演を皮切りに全国5箇所10公演のツアーを開催し完走。2019年7月29日を持って初期メンバーの橋村理子が卒業。現在は8人体制として“全力で青春している王道妹系アイドル”をモットーに活動中!
2019年は3月SG『絶対彼女feat.道重さゆみ』、6月SG『Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸』を発売、6月〜11月にて『超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR”ハンドメイドシンガイア”』と題し、まさに“全国ツアー”を行脚、12月には『大森靖子クリスマスプレミアムコンサート“真っ赤に染まったクリスマス”』と題し初編成のオケコンサートを開催、2020年2月にはベスト盤の発売など「超歌手5周年ハンドメイドミラクル5」を展開中。
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